親知らずを抜いたきっかけは?抜歯後の痛みについても経験者にアンケート調査!

まっすぐ生えていない親知らずは、基本的に抜歯が必要です。

しかし、「抜くのは怖い」「抜いた後が心配」と感じる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、成人男女200人を対象に実施した「親知らず」に関するアンケートの調査結果をもとに、抜歯を決意した理由や、抜歯後の痛みについて解説します。

「親知らずを抜きたい」「親知らずを抜く予定がある」という人は、ぜひ参考にしてください。

親知らずとは

親知らずは、永久歯の中で一番奥に生える歯です。

正式名称は「第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)」で、一般的に15歳くらいから生えてきます。

正常に生えている場合は問題がありません。

しかし、スペースが足りずにまっすぐ生えていない場合や、横向きに生えている場合は、虫歯や炎症など、歯のトラブルを引き起こしてしまう可能性があるため、抜歯するべきです。

また、歯茎の中に埋まったまま生えてこないケースもあります。

生えてこない場合も、虫歯や炎症による痛みを感じるのであれば、基本的に抜歯します。

 

親知らずを抜いたことがある人は約6割

親知らずの抜歯は珍しいことではありません。

成人男女200名を対象に行ったアンケート調査では、約6割の人が親知らずを抜歯した経験があることがわかりました。

この結果から、多くの人たちが親知らずに何らかのトラブルを抱え、抜歯という選択肢を選んでいることがわかります。

斜めに生えて隣の歯を押したり、歯茎から半分だけ顔を出した状態で止まったりすると、それが痛みや腫れ、虫歯の原因になります。

こうしたトラブルを未然に防いだり、既に生じている問題を解決したりするためには、親知らずを抜いてしまうのが一般的です。

ただし、親知らずが正常に生えていて痛みや腫れがない場合は、無理に抜く必要はありません

 

抜歯を決意した理由は痛みによるものが最多

親知らずを抜歯した経験がある122人に、「抜歯を決意した理由として、当てはまるものはどれですか?」というアンケートを実施しました。

アンケートの結果は以下の通りです。

最も多かった回答は「親知らずやその周囲が頻繁に痛むようになったから」というものでした。

親知らずは、まっすぐに生えていないと、歯ブラシが届きにくく不衛生になりがちです。

その結果、歯茎の炎症や虫歯、歯周病を引き起こし、痛みの原因となることが多くあります。

また、たとえ痛みがなくても、将来的なトラブルを避けるために抜歯を勧められたり、歯並びへの影響を考慮して抜歯したりする人もいます

 

抜歯後に痛みや腫れはあった?

抜歯を検討している方が一番気になるのが、抜歯後の状態ではないでしょうか。

親知らずを抜歯した経験がある122人に、抜歯後の痛みや腫れについて尋ねてみました。

結果は以下の通りです。

アンケート結果から、多くの人が抜歯後に痛みを感じ、痛み止めを飲んでいたことがわかります。

とくに「麻酔が切れた後に強い痛みを感じた」という回答が多く見られました。

また、顔や頬の腫れを感じた人も少なくありません。

一方で、「痛みや腫れはほとんどなかった」という人も一定数います。

親知らずの状態や抜歯の難易度によって、術後の症状には個人差があることがうかがえます。

 

親知らずを抜歯する時の注意点

最後に、親知らずを抜歯する時の注意点について解説します。

抜歯を検討している方は、以下の注意点を事前に確認しておきましょう。

 

口が開かなくなったり、ものが飲み込みにくくなったりする

親知らずは喉に近い位置に生えているため、抜歯の際に歯茎を切ることがあります。

そのため、手術後は歯茎が腫れ、口が開きにくくなったり、痛みを感じたりすることがあります。

また、ものを飲み込む時に、喉に痛みを感じることもあるでしょう。

手術による腫れは、術後数日で落ち着きます

 

ドライソケットになる可能性がある

親知らずを抜歯すると、ドライソケットになる可能性もあります。

ドライソケットとは、抜歯後に溜まった血餅(血のかさぶたのようなもの)が剥がれ、中の骨が露出し、激しい痛みを伴う状態のことです。

ドライソケットは、うがいをしすぎたり、抜歯した部分を舌で触ったりすることで起こります。

ドライソケットになった場合は、鎮痛剤を服用して痛みを緩和させたり、再度出血させて新しい血餅の形成を促したりする処置を行います。

 

口臭がきつくなることがある

抜歯した穴に食べかすが詰まったり炎症によって膿が溜まったりすると、細菌が増殖して口臭の原因になることがあります。

抜歯後は口の中を強くすすぐことはせず、マウスリンスなどで対処しましょう。

 

口の中と上顎洞が交通する可能性がある

上顎の親知らずを抜歯する際は、上顎洞(副鼻腔)に注意が必要です。

親知らずの根が上顎洞に達している場合、抜歯によって口腔内と上顎洞がつながってしまうことがあります。

つながった部分が小さい場合は、何もしなくても自然に塞がることがほとんどです。

しかし、大きい場合は、つながった部分を閉鎖するための処置が必要になります。

「鼻を強くかむ」「浮き輪を膨らませる」など、穴が塞がるまでは口や鼻に圧力をかける行為は避けましょう

安静に過ごせば、自然に治癒していきます。

 

下歯槽管神経を損傷してしまう可能性がある

下顎の親知らずを抜歯する際、近くにある下歯槽管神経を傷つけてしまうと、神経損傷が起こることがあります。

神経が損傷すると、抜歯後も麻酔が効いているような、下唇や下顎のしびれや麻痺が残ってしまいます。

麻痺が起きてしまった場合は、治療を迅速に行うことが重要です。

抜歯の翌日に麻痺が確認できた場合は、「神経節ブロック」や「温熱療法」といった専門的な処置を行う必要があります

もし抜歯後にしびれや麻痺が続く場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

 

痛みや腫れがある場合は親知らずの抜歯を検討しよう

今回のアンケート調査で、親知らずの抜歯を決意したきっかけは、主に痛みであることが明らかになりました。

親知らずは、生え方によっては歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病につながることがあります。

繰り返す痛みや腫れは、親知らずが何らかのトラブルを引き起こしているサインかもしれません。

痛みや腫れといった症状がある場合は、我慢せずに歯科医院を受診しましょう。

歯科医師に相談すれば、親知らずの状態を正確に把握し、抜歯が必要かどうかを判断してもらえます。

抜歯の必要がない場合でも、適切なケア方法や今後の見通しについてアドバイスをもらうことができますよ。

 

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【調査概要】

  • 調査方法:インターネットアンケート
  • 調査対象:20歳以上の男女
  • アンケート母数:男女200名
  • 実施日:2025年9月17日
  • 調査実施主体:お口プラス(https://okuchiplus.jp/
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