歯医者の定期検診って何するの?定期検診のメリットや費用の目安を解説

歯医者での定期検診は、健康な歯を保つためにとても大切です。

虫歯や歯周病の予防はもちろん、早期発見早期治療にもつながります。

しかし、「具体的に何をするの?」「費用はどれくらいかかるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。

この記事では、歯医者の定期検診で行われること通うメリット費用と頻度の目安について詳しく解説します。

歯医者の定期検診で行われること

歯医者の定期検診で行われるのは、お口の健康を守るために大切なケアばかりです。

まずは、定期検診で行われる具体的な内容を見ていきましょう。

 

歯科医師による問診

歯医者の定期検診では、最初に歯科医師による問診が行われます。

喫煙の有無や糖尿病などの全身疾患、現在服用されている薬、妊娠しているかどうか、普段の歯磨き習慣や生活習慣などについて聞かれます。

虫歯や歯周病のリスクを正確に把握するために必要な作業なので、きちんと答えるようにしましょう。

 

口腔内の細かいチェック

問診後、歯科医師や歯科衛生士がお口の中を詳しく診ていきます。

虫歯の有無や歯茎の状態、磨き残しがあるかどうかなど、異常がないか細かくチェックします。

 

歯のクリーニング

普段の歯磨きでは落としきれない歯石やプラークがある場合、歯科衛生士が専用の器具を使って徹底的に除去します。

歯ブラシが届かない歯と歯茎の溝までチェックしてくれるので、お口の中を清潔に保てます。

 

フッ素の塗布

フッ素の塗布が行われることもあります。

フッ素は歯の表面を強くし酸に溶けにくい性質にする効果があるため、虫歯予防に役立ちます。

塗布後30分程度は飲食を控える必要がありますが、それ以降は普段通りに過ごすことができます。

 

歯磨きの指導

定期検診では、あなたの歯並びや磨き癖に合わせた効果的な歯磨き方法を歯科衛生士が丁寧に指導してくれます。

普段の歯磨きで磨き残しが多い場所を特定してくれるため、虫歯や歯周病の予防につながります。

場合によっては、フロスや歯間ブラシの使用を勧められることもあります。

 

唾液の検査

唾液検査では、唾液の量や含まれる成分を詳しく調べ、虫歯や歯周病になるリスクを調べます。

唾液の状態を知ることで、一人ひとりに最適な予防方法を実践できるようになります

お口の健康を長く保つことができるでしょう。

 

歯医者の定期検診に通うメリット5選

定期検診は、お口の健康を維持する上で多くのメリットをもたらします。

ここでは、特に重要な5つのメリットを紹介します。

 

虫歯や歯周病の早期発見ができる

定期検診には、虫歯や歯周病の早期発見ができるというメリットがあります。

虫歯や歯周病が進行してしまうと抜歯が必要となるケースもありますが、早期発見であれば簡単な処置で済む可能性が高いです。

また、痛みや費用も少なくて済むでしょう。

 

歯石やプラークを取り除いてもらえる

歯石やプラークを取り除いてもらえるのも、定期検診のメリットです。

歯磨きだけでは完全に除去できない歯石やプラークは、虫歯や歯周病の温床となります。

プロによる徹底的なクリーニングを受けることで、お口の中を清潔に保ち、これらの病気を効果的に予防できます。

 

詰め物や被せ物のトラブルに気づける

定期検診を受けていれば、詰め物や被せ物のトラブルに対処することが可能です。

詰め物や被せ物がある場合、隙間の汚れは歯ブラシではなかなか落としきれません。

場合によっては、詰め物や被せ物の内部で虫歯が進行していることもあるでしょう。

しかし、定期検診を受けていれば、詰め物や被せ物をしている箇所やその周辺のトラブルを早期に発見することができます。

 

適切な歯磨き指導を受けられる

自己流の歯磨きでは、どうしても磨き残しが出てしまいます。

定期検診で歯科衛生士から歯磨き指導を受けることで毎日のケアの質が向上し、効果的に虫歯や歯周病を予防できるようになります。

正しい歯磨きの習慣を身につけることは、お口の健康維持に不可欠です。

 

生涯にかかる医療費を削減できる

生涯にかかる医療費を削減できるのも、定期検診のメリットです。

歯周病が重症化すると虫歯菌が血液に入り込み、糖尿病や心臓疾患、さらには脳梗塞を引き起こす可能性があります。

そこまで行かずとも、虫歯は初期状態で治療を開始した方が治療の規模も通う回数も少なくて済むため、そこまで費用がかかりません。

結果的に、生涯にかかる医療費を削減できるでしょう。

 

歯医者の定期検診にかかる費用の目安は?

歯科の定期健診には、保険診療と自費診療があります。

保険診療の費用は3,000円~4,000円ほどで、自費診療の費用は6,000円〜15,000円ほどです。

保険診療は、厚生労働省が定める範囲で

  • 虫歯チェック
  • レントゲン撮影(必要な場合)
  • 咬み合わせチェック
  • 歯周病検査・歯磨きチェック
  • 歯石除去などのクリーニング

などが行われます。

安価で済むのは、保険診療の大きなメリットといえるでしょう。

一方、自費診療は保険適用外なので、医院ごとに内容や費用が大きく異なります。

その分、時間をかけて専門的なクリーニングや予防処置を行えたり、相談して治療内容を変更できたりします。

自費診療の場合は、治療内容を事前に確認することをおすすめします。

 

歯医者の定期検診に通う頻度はどれくらい?

一般的に、歯科医院での定期検診は3ヶ月に1回程度が理想的とされています。

ただし、虫歯や歯周病のリスクが高い場合は1〜2ヶ月に1回、逆に口腔内の状態が良好であれば半年に1回で十分と判断されることもあります。

ただし、歯周病のリスクは年齢とともに高まるため、年齢を重ねるにつれて検診の頻度は高くなります。

 

歯医者の定期検診にはたくさんのメリットがある

歯医者の定期検診は、健康な歯を長く保つ上で非常に重要です。

虫歯や歯周病の予防だけでなく、早期発見・早期治療、そして将来的な医療費の削減にもつながります

「まだ痛みがないから大丈夫」と思わずに、定期検診を受けてみましょう。

定期的にプロのケアを受けることで、健康な歯を保つことができます。

お口の健康をチェックし、快適な毎日を送りましょう。

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